ICL(眼内コンタクトレンズ)について調べた事のまとめ

メガネ・コンタクト

僕は裸眼の視力が0.1程度しかないため普段はメガネをつけているのですが、
メガネをつけることに色々デメリットを感じています。

  • マスクと相性が悪い
    • メガネが曇る(曇り止めクリーナーである程度は防げるが、定期的に塗りなおしが必要)
    • マスクを着けていないときと比べてメガネが汚れやすい(呼気の影響?)
    • 耳が痛くなる
  • 裸眼と比べて容姿が悪くなる(メガネの似合う似合わないは人それぞれですが、僕は裸眼のほうが容姿に自信が持てます)

メガネのデメリットを解消する手段としてコンタクトという選択肢もありますが、
コンタクトにもいろいろデメリットがあります。

  • 着用・着脱に手間と時間がかかる
  • 着用中の違和感(眼の乾燥、ハリツキ感、ゴロゴロ感等)
  • 長時間着用すると目に負担がかかる
  • ワンデーコンタクトの場合、つける頻度によっては結構お金がかかる

メガネ・コンタクトともにデメリットがあり、これらのデメリットを解消する手段としてICLやレーシックなどの眼の手術をするという手段がありますが、結論から言うとこれらの手段は一部の人以外はお勧めしません。

以下、ICLを受けようと思って色々調べた僕が手術を受けるのをやめた理由を解説していきます。
(あくまで一個人の考えで、誰にでも当てはまるものではなく、ICLやレーシックなどの手術を否定するものではないのでその点はご了承ください)

ICL手術を断念した理由① 確率は高くないがそれなりにリスクがある

ICL手術は成功率こそ高いものの、ある程度のリスクがあるようです。

例えば感染症にかかって失明したり、白内障や緑内障なるリスクが上がるといった意見も多くあります。最新式のレンズはレンズに穴をあけることでリスクが下がったと言われていますが、歴史が浅いため今後どうなるかは誰にもわからない状態のようです。

さらに、ICL手術を受けることによってほぼ確実にハロー・グレアという症状が出るそうで、ほとんどの人は気にならない程度の症状のようですが、一部の人は生活に支障をきたすことがあるようです。
ハロー現象:光がにじんで広がり、光の周りにリング状のもやがかかったように見える現象
グレア現象:光がぎらついたり伸びたりして、まぶしく見える現象

なかにはICL手術を受けたことによって体調に支障をきたし、日常生活を送れなくなる方もいるようです。頭痛やめまい、吐き気などの症状が頻繁に出たりなど・・・
ブログで詳しく書いてくださっている方がいるので気になる方は調べてみてください。

ICL手術は「可逆」的な手術であるためレンズを取り出すことで「元に戻す」ことが可能であると言われていますが、実際は完全に「元通り」にはならないのではないかと言われています。
レンズの取り出し後に乱視が酷くなったり飛蚊症になったという事例があるようです。
こちらもブログで詳しく書いてくださっている方がいるので気になる方は調べてみてください。

ICL手術を断念した理由② 手術を受ける年齢によってはメリットが少ない

40代になるとほとんどの方が老眼の症状が出るようになり老眼鏡が必要になります。

ICL手術は「近視」を治す治療で「老眼」を治す効果はないため、ICLを手術をしている方でも老眼の症状が出始めたら老眼鏡が必要になります。メガネやコンタクトの煩わしさをなくすためにICLを受ける方が多いと思いますが、老眼の症状が出始めたら結局「老眼鏡」というメガネが必要になります。

20代などの若い人はICLを受けることで長い期間メガネやコンタクトの煩わしさから解放されますが、30代や40代の人は老眼になるまでの期間が短く、老眼になったら「老眼鏡」が必要になるので費用対効果が悪いと思います。

ICL手術を断念した理由③ 一生使えるわけではない

一度入れたらメンテナンスフリーで生涯使えるからコスパがいい、みたいな風に思いがちですが、白内障になったときにレンズを取り出して白内障用のレンズに変える必要が出てくるため、一生使えるわけではなさそうです。

白内障にならなければ問題ないのでは?と思うかもしれませんが、60歳代で70%、70歳代で90%、80歳代で100%の確率で白内障を発症するため、ほぼすべての人が死ぬまでに発症する病気だと言われています。

ICL手術を断念した理由④ 費用が高い

ICLは両眼で50~60万程度が相場となっています。
内訳はレンズ代が20万ほど、手術費用が30~50万程度となっています。

若い人ほどメリットの多い手術だと言われていますが、費用が高いので若い人で手術費用を出せる人は少ないのではないでしょうか。

クリニックによっては無金利ローンで分割払いに対応していたりしますが、無金利ローンを使う場合でもレンズ代(約20万)は先払いというのがほとんどです。ある程度お金がないとレンズ代を払うのすら難しいですね。。

こんな人にはICLをおすすめします

  • 上述したようなリスクを理解した上でそれでも手術を受けたい方(すべてのリスクを記載できているわけではないので、ご自身でもよくお調べください)
  • 職種や病気等の事情でメガネやコンタクトが使えない人
  • 年齢の若い人で経済的に余裕のある人

ICLの代替策

僕はリモートワークということもあり、週6くらいは家に籠っています。
自室の中であればマスクをつける必要がないので、メガネを使うことに不便を感じません。

問題なのが外出するときです。(週1程度)
今まではメガネで外出していましたが、マスクを着けている影響で曇ったり耳が痛くなったりするので、これからはコンタクトをつけて外出するようにしようと思います。

前からコンタクトは持っていたんですが、目の乾燥や異物感が気になってしばらくつけていませんでした。
快適につける方法はないかと調べたところ、コンタクトの装着液を使うことで乾燥や異物感が緩和されるようです。ポチったのでしばらく使ったら別記事でレビュー書こうと思います!

まとめ

ICLについて調べた事を解説してきましたが、リスクを踏まえたうえで「それでも手術したい!」という方はぜひ手術を受けてみることをおすすめします。

実際に手術の満足度は高いようで、手術を受けた方の98%くらいの方は満足しているようです。

ICLの手術を受けようと思って色々調べましたが、ビビりなのでリスクが怖い&メガネとコンタクトをうまく併用すれば問題を解決できそうなので今回はICLを見送ることにしました。
しばらくはメガネとコンタクトを併用してみて、どうしても不便に感じるようだったら再度ICL手術を検討しようと思います。

ICL手術を検討されている方は「メガネやコンタクトで代用できないか?」を一度検討してみることをおすすめします。

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